転職支援サービスの一つであるリクルートエージェントを訪問した私ですが、思わぬ不意打ちの模擬面接にたじたじになってしまいました。
さらに追い討ちをかけるように、職務経歴書の訂正を求められます。経歴書を見ながら、「上っ面のことしか書いていない・要点が伝わらない」という事で駄目だしを食らいます。
面接での質問は職務経歴書が中心となる
受け答えの応答方法そのものは問題がない。ただし、深く突っ込まれると荒が出てしまう。
まだまだ自分のPRポイントがまとめられていないと・・・そりゃ確かに初めての転職で、ほとんど手探りできたから無理もありません。
なんでも、最近の面接手法は昔と違って特徴があるといいます。
一つの物事に対して、深く深く掘り下げてくるコンピテンシー面接という手法がとられます。いい評価を得ようとして取り繕った経験ではすぐに荒が出てしまって通用しないとのこと。
同時にしっかりと自身の経験を洗いだし、その時々の状況がイメージできるように整理しておかないと言葉に詰まってしまうということです。
そのために職務経歴書が重要になるといいます。
面接におけるほとんどの質問は職務経歴書の内容から出されるので、書き方次第では評価を得られないばかりか面接で自分を追い込むことにもなりかねないのです。
そこで、リクルートエージェントでは職務経歴書に記載する自己PRを充実させるためのカウンセリングが始まります。
成功体験と実績を数字を交えて具体的に掘り下げる
まずは自分が持つ中での成功体験を書き出します。ぱっと思い浮かぶ成功体験=仕事でだした結果であるので、こんどは結果に至るまでのプロセスを思い出しながら忠実に再現していきます。
担当者の人の話し方が結構おおざっぱで、はじめは理解するのに時間がかかりましたが要約すると、以下こんな感じの作業を繰り返します。
結果を出すためにどのようなプロセスを踏んだか
- 準備
- マーケティング対策
- 工夫したこと
- 苦労したこと
- 他のライバルとの差別化
- 結果が出るまでに要した期間
- 自分ひとりの成果なのか?協力者はいるのか
- 得られたもの
考えられるだけの全てのプロセスを書き出していきます。全てが出揃ったら、これらを3分から5分で話せるようにまとめていくという作業です。
さらにそこには具体的な数字を組み込んでいくのが重要とのこと。
そんなアドバイスをかれこれ2時間ちかく続けながら、だんだんといかに自分の認識が甘かったのかが理解できました。
四苦八苦して、おおむねどこの企業へも問題なく通過できるほどに練り上げた職務経歴書がこちら。(営業職)
このように第3者に指摘してもらいながら準備することは、普通に活動進めていてはできないことなのでとても役立ちます。
身内や知った人では、悪いところをなかなかついてくれなかったりしますし、聞きづらい部分もありますからね。
思い切った相談ができるので、どうも自信がない・独学では不安という人はリクルートエージェントサービスを受けることをおすすめします。
