雇用保険を当てに安易に仕事やめて転職するのは堕落の原因

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転職を考えて会社を退職する場合、会社を辞める前に内定をもらってすぐに仕事をするケースと、辞めてからじっくり転職活動をする2つのケースがあります。

既に内定が出ている状況ならいいのですが、先に辞める場合はその後の生活や転職活動に当てるための資金も考えていかなければいけません。

前の会社で雇用保険をかけてもらっている会社であれば、退社してから勤務期間に応じて雇用保険をもらえます。しかしこの雇用保険の需給に関しては、手続きが非常に面倒であり実際にはまともに需給もせずに堕落をしてしまうというケースが後を絶たないのです。

雇用保険があるからと安易に退職をしてしまうと思わぬ泥沼にはまることがあるので、今回は実際に職安がらみで苦労をされた方の体験談をベースに記事をまとめていきます。

雇用保険の手続きと職安の現実を知る

受給するためには職安に行って手続きすることになりますが、なんと雰囲気の悪いこと。民間施設とは違って、あまり行きたくはないと感じます。前にどんな会社に勤めていたかによりますが、出かける先が職安というのは、世界がガラッと変わりました。

このような言い方は適切ではないかも知れませんが、来ている人は皆職を求めて不安な気持ちを抱えています。どことなく「負のオーラ」が漂う空気感は、初めて利用する人にとっては居心地の良いものではありません。

具体的な手続き自体は難しいものではないです。会社から発行してもらう離職票などの書類一式を持っていけば、窓口で指示に従って書類を作成していくだけ。受付で番号を受けとったら、呼ばれるまで、座椅子のところで待っています。番号が表示になったら、雇用保険の手続きに来たといって、被保険者証などを渡して、支給の条件などについて話を聞いていけば流れ作業で進みます。

ただ、雇用保険を得ながら転職活動をする場合には、職安で求人に応募する・もしくは自分に合った職を備え付けのパソコンで探すというのが、受給の条件になっています。

1回探せば良いというものではなく、自分で転職サイトなどを活用して転職をする場合でも、定期的に職安のパソコンにログインしなければいけないという決まりがあるのです。これが本当に面倒であり、時間効率とやる気をそぐ原因になります。

体験者さんの場合では管轄になっている職安の場所というのは非常に遠くて、電車に乗ったら乗り換えありで、往復1000円ぐらいかかるし、駅まで自転車で行くと駐輪場に停めるのに150円かかっています。そうすると1回で1000円以上もかかってしまいます。これは無職の中で1回出かけるだけでの650円は、かなりきつい額になってきます。

お金どうこうよりも手間がかかるのと、必ずしも自分に合った仕事が見つかるわけでもないため効率が悪く、頻繁に出かける気になれない場面です。

雇用保険もらうのにも条件がある

雇用保険ですが、すぐに支給されるようになるのは「会社都合」において退職を余儀なくされた場合や、自己都合であっても「障害」や自信の難病などによりすぐに転職活動ができないケースです。

自分で転職をしようと思って会社を辞めた場合は、私の場合は3ヵ月後であるといわれてしまいました。3ヶ月間職安に通って仕事を探し続け、それでも決まらなかった場合支給されるというもの。自分で転職を続けていても、職安に言った履歴を残さなければいけないという理不尽使用。

まあ「甘えるな」ということなのでしょうが、これ知らないで辞めてしまう人相当多いらしい。安易に雇用保険もらえるからという知ったか情報だけで、下調べに辞めてしまうと土壇場で焦ることになります。

それなりの雇用保険支給額が慢心の元になる

支給金額はそれまでかけていた期間の平均月額の6割になります。6割というとそれなりの金額であり、もともとも給与にもよりますが生活をしていけるだけのお金がもらえるようになります。

ただし支給期間中に全く仕事についていない、収入を得ていないことが条件になるのです。もしも、支給中にアルバイトをしたら、アルバイト代がいくらあると申告してその分引かれます。

言わなかったらわからないのではと思いつつ、自動で振り込まれるお金だから中途半端にアルバイトするのももったいないし、それをわざわざ申告しに来るのも手間がかかります。もし支給後にアルバイトなどの発覚した場合は、税金と同じで「追徴金」の請求をされることがあるので全くおすすめできません。こんなところで傷をつけるのも馬鹿らしいです。

そうするといっそのこと、アルバイトはしないほうがさっぱりしています。自動でお金が入るときに応募するのは、採用になって働こうという気持ちが多少薄れるものの、自動でお金が入るという事実を捨てることはなかなかできません。ちょこちょこアルバイトするよりも高い給料です。そういうのが案外堕落への道を辿ってしまう要因となることがあります。自動に甘んじることなく、仕事を探すことをおすすめします。